［代表の思うこと］ ～第４回 会社にとって大切なもの －Part 1
2016年02月10日
皆さん、こんにちは。お時間のある方、しばらくお付き合いください。
やはり、タイトルを変更しました。コミュニケーションも大切ですが、
代表の思いとして、こっちの方が大切すよね。と言うことで、
第４回は「会社にとって大切なもの －Part 1」とさせて頂きます。
会社にとって大切なものとは何でしょう？
お客様とか仕事とか色々ありますが、私は会社にとって一番大切なものは、社員だと思います。
自分で実務をしている頃は、一生懸命仕事をこなしているだけでしたが、社員が増えていくにつれ、
雑用に追われ実務を外れていくようになりました。今の私は、全くと言っていい程、実務は行っていません。
社員の皆さんがいなくなると、私は生活できなくなってしまいます。
そういう意味でも大切ですが、それだけではありません。
弊社の経営理念は、
「社員と共に、社員にゆとりとぬくもりある生活を実現する」
「社員と共に、お客様に安心と満足を提供する」
の２つを掲げています。
(注)この経営理念は2016年までのものです。2017年より、内容はそのままに、
より明確に社是、経営理念、行動指針を変更しています。
もちろん、お客様が大切なことは、十分に解っていますが、そのお客様に直接接するのは、
社員の皆さんです。その社員の皆さんの心にゆとりがないと、どうでしょうか？
お客様との間に、良好な人間関係を作ることは難しいと思います。
ですから、まずは社員の皆さんが心にゆとりが持てるようにしたいと思っています。
私は、通常１日は８時間労働ですが、この８時間を全力で仕事するのではなく、
８割程度の力でこなせるスケジュールを作成して欲しいと伝えています。
それは何故か？
弊社の仕事は、ソフトウェア開発です。２４時間３６５日稼動しているソフトウェアですから、
いつトラブルが発生するかわかりません。
トラブルでなくても、相談や問い合わせも、数多くあります。
そんな時、目一杯仕事していたらどうでしょう。誠実な対応が出来るでしょうか。
私は出来ないと思います。
心にゆとりが、作業にゆとりがあるからこそ、
お客さまのトラブルや相談にも、真摯にそして誠実に対応できるのではないでしょうか。
弊社のような零細企業では、金銭的なゆとりは難しいかもしれませんが、
時間のゆとりであれば、会社と社員と一緒になって生み出すことが出来ると思います。
会社は、利益ばかりを追求するのではなく、必要な費用、必要な作業期間をお客様に説明し、ご理解頂く。
中には、なかなかご理解して頂くのが難しいお客様もいますが、それにつきましては、
次回のPart2で書かせて頂こうと思います。
そして、社員も仕事を定時間、いや出来れば少しでも短く、そして確実に行う。
そうすれば、会社と社員が一緒になって、時間のゆとりを生み出していけると思うのです。
そして、その時間のゆとりこそが、社員の暖かみのある生活につながると私は信じています。
いくら残業代を稼いでも、土日もなく毎日深夜まで残業していて、そんな生活が人の生活と言えるでしょうか。
家族や友達と人として普通に生活する事が大切だと思います。
そうする事が、仕事に対してのエネルギーだったり、
お客さまへの真摯で誠実な対応へ繋がると思っています。
もっとも、会社の経営者は２４時間３６５日頑張る必要はあるでしょう。だって自分の会社ですから。
それを社員に押し付けてはいけません。たまに、「私がしてるんだから社員のみんなも当然」って
言ってる経営者がいますが、それは思い上がりだと思います。
と、解っていても時々思ってしまいますが。。。
私は、時間にゆとりを持つ事がオンリーワンの企業になる為に必要な
大切なひとつの要素ではないかと考えています。
と言う事で、「第４回 会社にとって大切なもの －Part 1」でした。
さて次回は、「第５回 会社にとって大切なもの －Part 2」をアップさせて頂きます。
コミュニケーションにつきましては、またのタイミングと言う事で。
気が向いたら読んでください。
それでは、また近いうちにお会いしましょう。